お酒って色んな種類がありますよね。
例えば、ビールもあれば、焼酎、ワイン、ウイスキーとか・・・。
単純に考えても、アルコール度数が高いお酒の方が酔いやすいと思ってしまうでしょう。
ところが、実際は違います。
アルコールには、「蒸留酒」と「醸造酒」があるんですね。
そして、酔いにくいお酒というのは、
蒸留酒
になります。
蒸留酒ってどんなお酒があるのか気になるところでしょう。
これまで、「蒸留酒」とか「醸造酒」なんて気にしないで飲んでいた人もいると思います。
そこで、今回は・・・
- 蒸留酒と醸造酒の違いについて!
- 酔いにくいお酒の種類について!
- 酔いやすいお酒の種類について!
これらを解説しています。
お酒は弱いけど、みんなと同じように飲んで楽しみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
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蒸留酒と醸造酒の違いについて!
そもそも、蒸留酒と醸造酒の違いって何があるのか?
蒸留酒と醸造酒の違いですが・・・
発酵後の蒸留過程(揮発)があるか無いか?
ということです。
醸造酒=発酵後、そのまま飲む
蒸留酒=発酵後、蒸留し揮発させて不純物を取り除いて飲む
つまり・・・
醸造酒は不純物が多い
蒸留酒は不純物が少ない
このような違いがあり、
不純物が少ない蒸留酒の方が酔いにくいと言う事!
醸造酒について!
醸造酒は、不純物が多く肝臓に負担をかけるため、酔いやすいと思ってください。不純物には、エタノールが入っているのですが、アルコール処理に時間がかかり、酔いが冷めにくく、二日酔いにもなりやすくなります。
蒸留酒について!
一方、蒸留酒はお酒を醗酵させてから、蒸発させた部分のみお酒になるので不純物の混入量が少なく、肝臓でのアルコール分解が速く酔いにくいのです。
このように蒸留酒と醸造酒では、違いがあります。
一概に、アルコール度数が低いから酔いにくいわけではないと言う事です。
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酔いにくいお酒とは?(蒸留酒)
では、酔いにくい蒸留酒にはどんな種類のお酒があるのか?
具体的には次のようなアルコールがあります。
これらです。
焼酎
焼酎にもいくつかあるのですが、穀物の芋・麦が有名ですよね。他にも米・そば・黒糖など、これらが原料になっています。
また、焼酎は、甲類と乙類に分かれているのですが、甲類の方が連続式蒸留機で蒸留し、無色透明でクセもありませんので酎ハイやカクテルで飲むといいでしょう。
ウイスキー
ウイスキーも蒸留酒です。原料は、大麦・小麦・ライ麦、トウモロコシなどがあるのですが、度数が高いので、水割りなどで飲むようにします。炭酸水で割れば、より飲みやすくなります。
ウォッカ
ウォッカと言えば、ロシアのお酒です。原料は、大麦・小麦・ライ麦・ジャガイモなどの穀物などですが、このお酒は度数は非常に高いですので、ストレートで飲むと口の中が焼けるような感じです。
ウォッカを飲むときは、必ず、炭酸水等で割るようにしましょう。
泡盛
泡盛と言えば、沖縄が有名ですよね。原料は、米なのですが、米麹の黒麹菌と水で醗酵させたものになります。
このお酒もアルコール度数が高いです。ストレートやロックで飲む方もいますが、お酒が弱い人の場合は、炭酸水等で割るようにすると飲みやすいです。
酔いやすいお酒とは?(醸造酒)
では、酔いやすいとされる醸造酒には、どんなお酒があるのか?
これは、みなさん馴染みがあるお酒です。
具体的には・・・
になります。
ビール
ビールと言えば、ホップが原料となっていて、アルコール度数は5%ぐらいです。なので、酔いにくいイメージがあると思います。しかし、ビールは、醸造酒ですので、酔いやすいアルコールに分類されます。
炭酸も強いので、ジョッキで何杯も飲む方もいますが酔いが冷めにくく、二日酔いにもなりやすいので注意が必要です。
ワイン
ワインはブドウが原料ですが、こちらも醸造酒ですので、酔いやすいアルコールに分類されます。ですが、ワインには、様々なポリフェノールが含まれていて、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果や美肌。他にも、血流を促し、冷え対策にもなるので、酔いやすいお酒ではありますが、美容と健康に一役買います。
日本酒
日本酒は、米が原料なのですが醸造酒で不純物が多いんですね。ただ、日本酒には数多くの種類があり、飲みやすいお酒とそうでないお酒があるのも事実です。また、日本酒は、基本的には、割らないでそのまま飲みます。ですので、つい飲み過ぎてしまえば、次の日にお酒が残り、二日酔いになりやすいので、飲む量には気をつけなければいけません。
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まとめ
今回は、蒸留酒と醸造酒の違いと酔いにくいお酒や酔いやすいお酒の種類についてお伝えしました。
蒸留酒と醸造酒では、造る工程で違いがあり、醸造酒では、不純物が多く含まれるので酔いやすいと言う事でした。
ならば、お酒が弱い人は、蒸留酒を飲めば良いかと言うと、そんなに単純ではありません。
どんなお酒にしても、自分の適量以上、飲めば二日酔いになりやすくなりますし、逆にビールや日本酒などの醸造酒でも、量を控えれば、そんなに問題もないはずです。
それに自分の飲みやすいお酒もあると思うので、無理してウイスキーなどの蒸留酒を飲む必要もないということなんですね。
どんなお酒にせよ、二日酔いにならない程度にお酒を楽しみましょう。