お酒が強いのか?それとも、弱いのか?
自分は飲めるタイプなのか気になるところでしょう。
こんな悩みがある人は、
アルコールパッチテストを試してください。
検査してみたら、飲めないタイプだったという人は、少なくありませんからね。
そこで、今回は・・・
- アルコールパッチテストの仕組み
- 自宅で簡単にできるアルコールパッチテスト!
- アルコールパッチテストで注意すること?
これらについてお伝えしていますので、お酒が強い弱いかを判断したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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お酒が強い人と弱い人の特徴って何があるのか?
アルコールパッチテストの仕組み
アルコールパッチテストの仕組みですが、先ず、アルコールが付着したテープを皮膚につけます。
すると、皮膚にあるカタラーゼの反応により、アルコールが酸化されて、アセトアルデヒドが生成します。
※カタラーゼとは
過酸化水素を水と酸素に分解する触媒の酸素のこと。
そして、肌の色を見て結果を見ます。
■皮膚が赤くなる人は・・・
アセトアルデヒド脱水素酵素ALDH2の
活性が低いと判断できるのでアルコールが弱い。
■皮膚の色が変わらない人・・・
アセトアルデヒド脱水素酵素ALDH2の
活性が高いと判断できるのでアルコールに強い。
このように判断することができます。
アルコールを飲むと肝臓でアルコールとアセトアルデヒドの代謝が行われるのですが、皮膚にもALDHが存在するので、実際にお酒を飲まなくても判断することが可能になんですね
自宅で簡単にできるアルコールパッチテスト!
アルコールパッチテストは、病院でもできますし、検査キッドなども売られています。
手軽にやるなら「アルコール」と「絆創膏」、「ガーゼ」が用意できれば、自宅でも簡単にアルコールパッチテストを行うことができます。
ただ、アルコールと言っても、日本酒とか焼酎ではダメです。
アルコール度数が70%以上の物を用意する必要があります。
ドラックストアで売られている手を消毒するアルコールで構いません。
アルコールパッチテストのやり方について!
- 絆創膏にガーゼを付け、アルコールを2〜3滴しみ込ませる
- 絆創膏を上腕の内側に貼る
- 7分後にテープをはがす
- すぐに肌の色を確認する。
- 10分後にもう一度肌の色を確認する
このような手順でアルコールパッチテストを行います。
アルコールパッチテストの判定について!
@テープをはがした直後に赤くなっている場合は・・・
⇒ALDH2不活性型(お酒が飲めない体質)
Aはがした直後に変化ないが10分後に赤い場合は・・・
⇒ALDH2低活性型(お酒に弱い体質)
B特に肌の色に変化がない場合は・・・
⇒ALDH2活性型(お酒に強い体質)
このような感じで判定することができます。
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アルコールパッチテストで注意すること?
今回、紹介したアルコールパッチテストですが注意することもあります。
それは、これはあくまでも簡易的な方法と言う事です。
ですので、必ずしも、正確というわけではないですね。
一番安心できる方法としては、
病院で調べてもらう事です。
パッチテストの費用は・・・
5,000〜7,000円程度!!
少々、料金は高めですが、正確な結果が分かります。
また、、飲めない体質を証明したい場合もあるでしょう。そんな時は、病院でパッチテストを行い、診断書を書いてもらうといいです。
ちなみに市販のキットもあります。
人気なのがこちらです。
『アルコール感受性遺伝子分析キット』
こちらは、アルコールを分解する酵素の遺伝子を検査できます。
キットで唾液を採取して郵送すれば、15営業日ほどで結果レポートが閲覧可能!
本格的な分析キットなので、価格は5,700円と高めです。
病院に行くのが面倒と言う人は、このようなキットを使のもいいと思います。
まとめ
今回は、アルコールパッチテストについてお伝えしました。
パッチテストの方法も、いくつかありますが、絆創膏とアルコールがあれば、自宅でも手軽にできるので、実際に試してみてください。
それで、どうしても納得がいかない場合があれば、もっと精度の良い市販のキットを試すか?あるいは病院で調べてもらいましょう。
もちろん、ALDH2の活性が低い人は、お酒に弱いので無理をしないことが大事ですし、パッチテストで問題ないからと飲み過ぎてしまえば、今度はアルコール中毒になる可能性もあるので、気をつけなければいけません。
いずれにせよ、飲み過ぎには注意してください。
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